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2010-05-12

つぐない

先日、祖母が退院しました。ちょうど1年前、腰椎を自然骨折し、入院してから1年ぶりの帰宅になりました。
祖母は、入院前も退院後も、伯父の家の敷地内の、別棟に暮らしているのですが、入院前は買い物以外は自分で全部出来ていました。しかし退院後は、買い物は基より、炊事は出来なくなり、日中は車いすに座ったままか、ベッドに横になっています。元気なんですが、食欲があまりなく、口数もへりました。昔は、少々愚痴っぽいところがあり、正直嫌だな~と思ったこともありましたが、この1年で、痴呆がはじまったせいか、愚痴ることがほとんどなくなりました。
今のおばあちゃんを見ていると、可愛いな~♪呆けは、ある意味、美しいな~。とさえ感じられます。
が!!
現実は、そう甘くありませんよね~。同時に「介護」という事実が浮上です。兄弟間では連日会議が繰り広げられ、誰が買い物をする?誰が食事を作る?どうやってお風呂に入れる?扉はどうする?車いすでの段差は?…など、問題は山積みです。円満に満場一致で解決することばかりではありませんし、みんなが今、生活をしている中での、時間と労力をおばあちゃんに費やさなくてはいけなくなるわけですから…

親と親兄弟が話し合っているのを聞いていると、私、一緒に暮らすのもいいかな~!と思いました。自分一人では、すべてを抱えきれないけど、今なら、伯父や叔母や、私には父や母や子供も居るので、みんなが助けてくれるだろう状況だし、介護に通うより、自分の家の方が楽だと思ったからです。私の娘もそうしたいと言いました。
ところが、伯父は応じませんでした。
伯父は、祖父母の定年後すぐから祖父母の面倒をずっとみてきました。両親を身近に置き、「親の面倒をみる」「親を大切にしたい」と日ごろから、よく話しています。
私の提案に対しては、大変喜んでくれたのですが、親の介護は子供の責任。孫である私には預けられないということでした。

退院から数日経って、親と親兄弟は、おばあちゃんに対してとても厳しくなりました。態度も言葉も厳しいのです。そんなおばあちゃんが、気の毒に思えてきました。もう言い返さないからです(´`;)。
親子ってそんな風になってしまうのかな~?疲れてくると、そうなってしまうのかな~?なんて考えていました。おばあちゃんと共にする時間が増えれば増えるほど、みんなの風当たりが、厳しくなってしまっているように思うのです。

私は、ちょっとおばあちゃんに厳しすぎるんじゃないかと、母に言いました。私の娘もそう感じていたみたいで、娘も一緒に言ってました。すると、母の妹(叔母)も、弟(伯父)も、娘たちに同じようなことを言われていたようです。
みんなわかっている。どこかで気が付いているけど、ついつい…のようです。そのとき、以前映画のシーンで聞いた、ハリネズミの家族の話を思いだしました。ハリネズミは寒さをしのぐために寄り添うと、相手を傷つけてしまいます。かといって離れると凍えてしまうというので、適度な距離で家族は寄り添い過ごすと言う話です。(なるほど~)

昨日、私は母を散歩に誘いました。母は、「暑いし面倒くさいわ~」と言いましたが、「運動不足解消に、歩こうや~!」と。今は、私は特に何も思わず、母を誘っていますが、もしも母の介護などで疲れていたら、同じ口調、同じ調子で言えなくなるんだろうか?やはり、母と同じく、親に厳しく接してしまうんだろうか…と考えました。そうなってみないとわかりません。私が、おばあちゃんと暮らそうと考えたのも、親というクッションがあるからこそ、思えたのかもしれません。

一方、伯父ですが、仕事仕事人間で生きてきた人です。おばあちゃんの介護にこだわるのには理由があるようです。おじいちゃん(父親)の介護と最後を、仕事で、出来なかったことらしく、本当のところ、その後悔の念が、おばあちゃん(母親)の介護にこだわっているというのです。孝行息子でいたい。孝行息子でありたい。でも共に時間を過ごしたり、介護することは難しいと言うのです。結局、いつまでも「出来ていない」と自分を責めてしまっているそうです。

これに似たことって、私もあるな~と思いました。
私は、子供が小さい頃から働いていましたから、参観日などに行ってあげることが出来ず、いつか「行ってあげたい!」と思っていました。今、それが可能になり、参観や懇談に行くのですが、いざ行ってみれば、単なる自分の中でのこだわりだった?ような気がします。「親として」という枠に当てはめて、行けない自分を気の毒に思う気持ちもあってのように思います。「仕事」を理由に、行けないという現実を、言いわけするような気持ち。だったような気がするんです。
やってあげたいこと。って、(過去に)やってあげられなかったこと、(今)やってあげれていないことをつぐなう気持ちから来ていることがありませんか?つまりは、出来ていないことです。
子供でなく、親の場合もあります。夫婦の場合もあるでしょう。自分自身に向けて思うこともあると思います。

でもね~。相手は、その内のどのくらい求めているでしょう?
本当に相手は、それを望んでいるんでしょうか?
自分のことを振り返ると、結構、独りよがりの思いこみだったことが多かったように思います。つぐないだったり…
親のために~、子供のために~、家族のために~、誰かのために~、とよく言いますが、本当のところ、誰のためなんだろう?……
実は、自分のためだったりして…?
それをすることによって、自分の過去や現在の、足りていないところを補えるような気になったりするんです。でも、本当の気持ちからの行動には、きっと理由などないんですよね~(^-^)












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プロフィール

そわか

Author:そわか
大阪で、気功、整体、内観研修を行っています。
現代人に多い、ストレスや、自律神経に焦点を当て、心と身体の両面からアプローチする方法で、日々施療を行っています。
また、記述式内観という方法で、トラウマや人間関係や子育てにおける悩みの部分を解決するべく、本来の自分らしさを取り戻しポジティブに生きるといった研修を行っています。
2人の娘を持つ、ママヒーラーです。

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